でも。

「暁様、この時期まで応援団していていいのかな?」

暁ガールズの一人が言う。

「大丈夫よ、暁様は頭脳明晰だもの、応援団の傍ら、試験を受けたってトップクラスの成績をおさめるわよ」

「いや、そういう事じゃなくてさ」

別の暁ガールズが言った。

「応援団も、そろそろ団長の引き継ぎしなきゃじゃない?誰が次の団長やるの?」