龍太郎一味のご無体な学園生活

そんな事で悶絶しているイリアの事など露知らず。

「そちらのカスタードの方はどうですか?」

興味津々でイリアの方を見る月。

「あ…お、お召し上がりになりますか?」

月に自分の鯛焼きを差し出すイリア。

「では一口下さいな、イリアさんも私のをどうぞ」

そう言ってイリアの鯛焼きをサクリと一口。

代わりに自分の鯛焼きもイリアに一口分ける月。

(間接キスっっっっっ!)

イリア身悶える。