「でしたら」

腕組みしている筱萠の腕を軽く解くアルフレド。

その手を。

「!」

優しく握り締める。

「おおおおおおおおお王子?ななななななななななにににににににを?」

筱萠ドモリ過ぎ。

「使い道に困った僕の時間…筱萠さんの為に使わせて頂くという訳にはいきませんか…?」

赤面しつつも、なかなか男前発言なアルフレド。