次期生徒会長選が終わり、生徒会業務の引き継ぎが終わった事で、アルフレド・バルツァーは副会長の任から解放された。

ドタバタしつつも放課後に生徒会業務に四苦八苦する新生生徒会の面々を見ながら、彼はクールに笑う。

「見苦しい仕事ぶりですねぇ…もう少しスマートにできないものでしょうか」

眼鏡を中指で押し上げつつ、茶色に近い短め金髪を風に靡かせる。