『白魔術師』と呼ばれる生徒が、天神学園には存在する。

3年のシュア・ベネルースだ。

少し長めの綺麗なごく薄い水色の髪、深海の色の瞳を持つ美しい少年。

2年生のレーヴ・ミッシングトンの幼なじみにして、恐ろしく寝相の悪い彼女を無事に起こせる世話係。

レーヴの世話係として広く知られているが、実は保健委員長。

強く願えばどれほど重傷であろうとも一瞬で傷が癒えるという便利な能力を持っている。

能力を使うととても疲れるらしく、重傷者がいない時はレーヴ専用の能力となっていたりする。