「不甲斐ないな龍太郎、もう降参か?」

そんな声が耳に届く。

振り向いた龍太郎の視線の先にいたのは。

「助太刀してやろう」

パワードスーツを纏った3年の御雷 疾風(みかずち はやて)、そして銘刀・川蝉を携えた体育教師の夕城 翡翠(ゆうしろ ひすい)だった。