龍太郎一味のご無体な学園生活

一昨年の修学旅行の折、自分だけ彼女が出来ない事に機嫌を損ね、あわや地球滅亡の危機にまで陥らせたチカを止めたのは、真菜の告白だった。

いわば真菜とチカは、世紀末救世主カップル。

真菜がいなければ人類は滅亡していたのだ。

崇めよ、称えたまえ。

今もチカが機嫌を損ねそうになる度に。

「おとなしくしろ、この女装ノルディックオカマ!」

その一喝が世界を救っている。