龍太郎一味のご無体な学園生活

まさか無影脚を食らっても止まらないとは。

リーニアの気迫に気圧される龍娘。

そうまでして血を吸いたいのか。

…それならば構わない。

血が欲しいならば、吸わせてやってもいい。

なんちゃって吸血鬼のリーニアならば、命に関わるほどの吸血行為まではしないだろう。

しかし、血を吸わせる以上に譲れないものがある。

それは『敗北して血を吸われる事』!

「ふんっっっ!」

懐に入り込もうとするリーニア。

彼女を押し返すように、龍娘は渾身の背中からの体当たり『鉄山靠』を炸裂させる!