龍太郎一味のご無体な学園生活

「血迷ったか、リーニア!」

高速歩法・活歩で踏み出す龍娘に。

「血迷ったなんてとんでもない!」

吸血鬼ならではの身体能力で、リーニアはそれに付いて行く。

「私は血に魅せられているんです、龍娘先生!」

振り下ろしの爪。

龍娘はこれを素早く捌く。

「『校舎半壊事件』で先生と一戦交えて以来、ずっと心残りでした…一昨年のクリスマステロでは、ふざけ半分で龍娘先生の血を頂くつもりでした…でももう限界」

リーニアの左右の爪が、龍娘を襲う!

「卒業前に先生の血を思う存分堪能する…それが私が天神学園でやり残した事!」