龍太郎一味のご無体な学園生活

爪が伸びて鉤爪のようになり、石をも切り裂く武器になる!

交錯する両者。

龍娘のその頬には。

「くっ…」

微かに切り傷が刻まれていた。

「ふふっ…うふふふっ…うふあははははははっ!」

爪の先についた僅かな龍娘の血。

それを舐め取りながら笑うリーニアの髪は白く、瞳は紅く染まっていた。

「やっぱり美味しいわぁ、龍娘先生の血…私好みのいい味…」