「そんな美少年なん?見たい見たい!」

はしゃぐ遊里。

「やめとけやめとけ、ホントに命に関わるみたいだからよ」

龍太郎が遊里を止める。

「でも、恋焦がれ、やがて傷心の為に死んでしまうなんて…」

そこまでの美形なんて存在するのか。

少し眉唾だなと考えてしまう七星である。