龍太郎一味のご無体な学園生活

校舎で、廊下で、中庭で。

賑やかな笑い声が響く。

生徒達は今年も元気に登校してきたようだ。

「流石に龍娘ちゃんとしまじろうちゃんは来てないねぇ」

職員室。

お初が苦笑い。

まぁ新婚夫婦である、ホヤホヤである、湯気まで出てるよ、みたいな。

新婚旅行に行ってるのかもしれないし、ラブイチャスイートホーム状態なのかもしれない。

今回ばかりは大目に見てやって欲しい。

「ふざけるな、教師の本分を何だと思っている」

腕組みしてご立腹なのは翡翠。

「珍しいね、すー。そんなお堅い事言うなんて」

こはくが傍らで亭主の顔を見上げる。

(俺とて正月からこはくや瑠璃めのうとずっといちゃらぶしていたかったのだ、今朝も布団の中でこはくと×××な事をしていたかったのだ、それでもこの俺でさえ仕事に来たというのに…)

要するに羨ましいらしい。