龍太郎一味のご無体な学園生活

反論の余地もなく、渋々机に向かう龍太郎。

その表情には覇気がないというか、悔しげというか。

「……」

高成は龍太郎のクラスの担任だ。

過去に類を見ないというくらい、龍太郎には手を焼いている。

当然、このスペシャルバカの事もよく知っている。

遅刻はほぼ毎日、授業中は居眠りばかり、碌に教科書とノートすら持参せず、活き活きしているのは昼休みくらいのもの。

ハッキリ言って何しに学校に来てんだお前、と言いたくなるほどの問題児だ。