「くっ…!」

拳を握り締める龍太郎。

愛の事はアルベルトから頼まれている。

責任持って助け出さなければならない。

しかし、相手は男子校のヤンキーだけではない。

あの分だと人外も裏で一枚噛んでいるのだろう。

強いとはいえ、ただの人間である龍太郎一人では…。






仲間が、仲間の助けが必要だった。