龍太郎一味のご無体な学園生活

「!」

突然、上着のポケットの中で鳴るスマホ。

恐る恐る取り出してみると、龍娘からの電話。

「…………も…もしもし…?」

ゴクリと喉を鳴らし、掠れた声を出すしまじろう。

『しまじろうか…私だ…』

掠れた声なのは龍娘も同様だった。

昨晩キツイ酒を飲んで喉が嗄れているのか、寝起きのせいなのか、はたまたショックで泣きじゃくった後だからか。

『…………たな』

何だろう?

上手く聞き取れなかった

『やってくれたな』か『逃げたな』か。

どちらにしろ、しまじろうに対する非難の言葉に違いない。

そして彼女は、遂に禁断の言葉を口にする。

『昨夜のせいで…………が出来たぞ』