「そんな事より俺の会心のボケを無視とはどゆ事やねん!クリスマスに水菜の炊いたんやぞ?水菜の炊いたん!何やねんそのオカンが作った献立みたいなん!そんなおふくろの味的なん作っても、昨今の若者はあんまそんなん食べへんねん!肉料理せぇやっちゅーねん!そしたらやな、オカンがまたゴッツイ顔して怒りよんねん!『何やアンタ!お母ちゃんの作ったオカズが気に入らんのやったら今晩ご飯抜きやで!』ゆーて、いやいや、アカンアカン!そんなん言われたら俺自分で料理でけへんもん!こないだもそんなんゆーて怒られて、しゃーないから卵かけご飯で我慢して…」

「そんな事よりチャーリー」

「そんな事て何やねんッッッ!」

「げらっぱっっっっっ!」

またも殺人ツッコミを食らわされるルーイ。

そんなコンビの前に。

「おぅおぅおぅおぅっ、何をつまんねぇ漫才やってやがんだ幽霊どもがぁあぁっ」

上半身のみの骨妖怪が、歯をカタカタ言わせながら近づいてくる。

御存知天神学園(ゴミ置き場)の王様、溝出だ。

「理事長オルァアァァッッ、カッコ内の書き込み消せやゴルァアァアッ」