「んー、やっぱあれやな」

銀髪(カツラ)、碧眼(カラコン)、関西弁(似非)の半透明の幽霊が呟く。

「クリスマスゆーたら水菜の炊いたんやろ!」

………………。

「ツッコまんかいボケぇぇえぇっ!」

「ぐはああぁあぁっ!」

女子生徒に見惚れるあまり、チャーリーのボケをスルーしてしまったルーイが、フルスイングの殺人ツッコミを食らわされ、もんどりうって倒れる。

「何をするんだチャーリー!先日激しい恋のあまり膵臓癌に侵され、皇潤を飲んでやっと完治したばかりの病み上がりの僕に!」

皇潤て癌に効くんだっ?(嘘情報)

「何が激しい恋やボケェっ!俺なんかお前の仇とったろ思うてハイテンションメガマックスに勝負挑んだら、返り討ちに遭うてん!めっちゃ頑張ってん!せやけどな、負けてん!」

ヨヨヨ、と泣き崩れて三文芝居を見せるチャーリー。

「だけど噂で聞いたよ?その時に君、遊里ちゃんの胸を鷲掴みにする事に成功したんだろ?」

「せやねん!程よいサイズの乳でな、俺の手にちょうどおさまるお手頃サイズやってん!アレはアレやな、俺の為にあつらえた、いわば俺専用乳…ってナンデヤネン!」

「うぐはあぁあぁぁっ!」

ルーイ、再びツッコまれる。