「勿論それだけじゃないよ?去年は招待状ばら撒いただけで私は参加しなかったんだけど、あんまりにも楽しそうだったからさぁ…今年は私も秋帆君と参加するんだぁ♪」

えへへっ、と笑う雛菊。

「だからって職員室のコピー機乱用したら駄目ですよ、龍娘先生怒ってましたよ?」

七星苦笑い。

「だいじょぶだいじょぶ、龍娘先生もジロー先生と仲良くやる筈だからさ」

しまじろうと龍娘をくっつけるのも、雛菊の悲願の一つ。

「だっていうのに!」

彼女は話を蒸し返す。

「龍太郎何12点とかとっちゃってんの!お姉ちゃんは情けないよ!」