龍太郎一味のご無体な学園生活

「で…」

静かにコップを置き、呟く小岩井。

「愛さんは…産むと仰ってるのですか…?」

「出来てないっ!出来てないよ小岩井さんっっ?」

貴重なアルベルトの裏手ツッコミ。

「…愛にね…クリスマスのイベントの時に抜け出そうって誘われた…ほら、何て言ったかな…この間招待状が生徒達の机の中に入っていたっていう…」

「クリスマステロ…ですか…?」

「そう、それ」

アルベルトは頷く。