龍太郎一味のご無体な学園生活

「それでね…」

アルベルトの視線が下がる。

「小岩井さん達と店を出てからはよく覚えていないんだ…気がつくと…」

ガックリと項垂れる学園長。

「愛の部屋のベッドで寝てた」

「…っっ…」

流石の小岩井も、微かに息を呑む。

表情こそ変わらないものの、僅かにその瞳が見開かれたように見えた。

「…それは…学園長…同意の上での行為なのですか…?」

「何の話だい小岩井さんっっっっ?」

アルベルト、思わずツッコむ。