龍太郎一味のご無体な学園生活

勤労感謝の日なのに、少しも休んでもらえなかった。

迷惑をかけてばかり。

雪菜のこなせなかった仕事を小岩井がこなすうちに、結局日が暮れてくる。

「今日はそろそろ終わりにしましょうか…お手伝い有り難うございました、雪菜さん…」

「いえ…全然何も出来なくて…足を引っ張ってばかりで…」

ショボンと項垂れる雪菜。