龍太郎一味のご無体な学園生活

金槌で叩いてしまった指に絆創膏を貼ってもらった雪菜。

ベンチの修理は小岩井に代わってもらい、傍らでシュンとなって様子を見ている。

手際よく修理を済ませ、置いたままの空き缶も運んでしまう小岩井。

流石に手早い。

こんな仕事を、毎日小岩井はやっているのだ。

死神の職務と並行して。

雪菜は今日一日代わってあげようと思っていたのに、何一つこなせなかった…。