龍太郎一味のご無体な学園生活

そんなレスクレの言葉を遮るかのように。

「!」

突如飛来してきた刃がレスクレの頬を掠め、ベンチの背凭れに突き刺さった。

…切っ先のない、円みを帯びた先端の剣。

処刑人の剣だ。

「…あらあら、まぁまぁ」

メルが花のように微笑む。

「お仕事お疲れ様ですわ、お兄様」

そんな彼女の言葉に呼応して闇の中から姿を現したのは、小岩井だった。

「…レスクレさん…聞き捨てならない言葉を聞いてしまいました…」

「あれれ…小岩井さんに聞かれちゃったかぁ」

頬を伝う血の筋を拭い、ペロリと舐め取るレスクレ。

「こりゃあ口封じが必要かなぁ…?」