龍太郎一味のご無体な学園生活

普通に街の中に現れちゃったラスボスに。

「エンリィッッッ!」

龍太郎は大声で叫ぶ。

その声に。

「はうあっ!」

ビクゥッ!とかなる邪神さん。

「だ、誰ですかっ、僕の真名を呼ぶのはっ?」

真名て。

「やっぱりエンリィ先輩だったんですね…」

「あんな恥ずかしい技名をつけるのはエンリィ以外いないもんね…」

七星とアリスカが胡乱な目。

天神学園高等部3年、エンリィ・マッド。

巨大な蝙蝠の姿を持つ人外がその正体なのだが、普段は色白ひ弱なモヤシっ子。

人外の癖に人間よりも弱く、時に女の子にさえ負けてしまうのに、自称『新世界の神』を名乗り、デカイ口を叩いて天神学園征服をさり気なく企んだりしてるイタイ人である。

「別にイタくないっ!理事長訂正するですっ!」