「ともかく!」

赤い顔のまま、二人をキッと睨む喜屋武。

「この事は内緒にしていて下さいね」

「「は、はい…」」

有無を言う暇もなく頷かされる二人。

「それからウェスタ先生っ」

喜屋武はウェスタをピンポイントで攻撃。

「辱められた責任、ちゃんと取って下さいねっ」

「な、何で私が!」

「取って下さいねっっっっ!」

「う、うむ…」





何だか有耶無耶のうちに、ウェスタは喜屋武の苦手な召喚魔法の指導をしてやるという事で手を打つ事になる…。