「ちっ、違うんですっ、違うんですよ老師!」

拓斗が慌てて釈明し、それを龍娘が聞き入れたのは、龍太郎が既に50発ほど顔面を殴打された後だった。

「何だ、そうだと思った、丹下はタイマントーナメント準優勝者、真の武人だものな、そのような不埒な真似はせん、はじめから信じていたよ、私は」

爽やかに笑う龍娘。

その割には龍太郎ボロキレ状態。

「それにしてもなぁ…」

龍太郎と同じように、ヒョイとヒモビキニを摘み上げて凝視する龍娘。

クンクンと鼻を鳴らしてみたり。

アンタ変態か。

「サイズから見るに、アリスカや神楽のものではないと思うがな…奴らのはもっとサイズが大きい筈だ」

「だとすると、やっぱり雛菊先輩や薊先輩の…?」

「まぁ断定は出来んがな」

龍娘は腕を組む。