龍太郎一味のご無体な学園生活

「私の『ブラック・ドッグ』ならば、並の猟犬以上の働きをしてくれる」

胸を張って言うウェスタ。

「私の探知機能もお役に立てるかと」

控えめに言うアン。

「山子に関しての知識ならば、私も多少詳しいからな」

龍娘が頷く。

急造としては、なかなか頼もしい山子狩りのパーティーだ。