龍太郎一味のご無体な学園生活

「えっ」

「コイツが父上を倒して天神学園の頂点に立っていたっていう伝説の…」

鬼龍と瑠璃が指差す。

「「スペシャルバカッッ!」」

「うをいっ!」

思わず裏手でツッコむ龍太郎。

「もう…久々に連絡が来たと思ったら『職を世話してくれ』なんて…今まで何してたの?」

すっかり美貌のセクシー女教師に成長した小夜が、呆れたように呟く。

「リビア、ソマリア、アフガニスタン、スーダン…あの辺りを武者修行がてらブラブラと…」

どこも内戦が頻発して治安の悪い土地だ。

「最近ニュースで内戦が終結したって言ってたけど、もしかして龍太郎君の仕業?」

「ん?ああ、まぁ…いつまでもドンパチやってたから仕置き代わりにガツンとやった事は何度かあったけどよ」

「あっきれた…」