龍太郎一味のご無体な学園生活

「龍太郎先輩もっ…先輩も卒業しても、遊びに来てくれますよねっ?」

誠一郎の言葉に。

「…………さぁて…どうすっかな…」

彼は背中を向けてヨタヨタ歩き出す。

「えっ」

「もう来てくれないのっ?龍太郎先輩っ!」

七星や遊里が、そんなっ、と言わんばかりの声を上げる。

「…俺ぁ頭悪ィから小夜みたく大学部に進む訳じゃねぇし、就職する訳でもねぇ…やりたい事っつっても、相変わらず更に強くなりてぇだけだしなぁ…」