龍太郎一味のご無体な学園生活

「臥龍!」

龍太郎は叫ぶ。

「誠一郎に憑いたあの化け物を消し飛ばせ!いいか?化け物だけだぞ?誠一郎は髪の毛一本燃やすんじゃねぇぞ!」

宿主の無理難題に。

『……やれやれ』

龍太郎の内で声がする。

『相変わらず難儀な事を言ってくれる…まぁよかろう、やってみる』

「気前がいいじゃねぇか!んじゃ…」

龍太郎は気合の声と共に。

「いっけぇえぇぁあぁあぁああぁあっ!」

全てを焼き尽くすような超々々高熱の炎を放つ!