龍太郎一味のご無体な学園生活

と。

「!?」

龍太郎の脇腹を抉っていた触手の動きが止まった。

龍太郎自身が触手を両手で摑み、渾身の力を込めて押し返している。

「なぁにが…」

歯を食い縛る龍太郎。

痛みにも、触手の攻撃にも耐え。

「なぁにが運命だボケがぁっ!」

彼は無理矢理に触手を弾き飛ばす!