龍太郎一味のご無体な学園生活

「発動すればでしょ?」

視界の外から聞こえた誠一郎の声。

反射的に視線を向けたアルベルトは。

「ぐあぁぁあぁぁあぁぁっ!」

視界を横切った触手によって両眼を斬られる!

正確には咄嗟に目を閉じたので、斬られたのは左右の瞼。

しかし十分だ。

流血と痛みで、目が開けられない!

「俺だって学園長得意の『魔眼』は知っています…知っているなら一番警戒する…当然だと思いませんか?」

「あははは…確かに…いや参ったね…」

視界を、魔眼を封じられたまま拘束されたアルベルトに、更に複数の触手が這いずり寄る。

「僕も歳をとったかな…」

呟くアルベルト。