龍太郎一味のご無体な学園生活

「はいはい、注目」

誠一郎がパンパンと手を叩く。

視線を向けたアルベルトの瞳に入ってきたのは、愛の頭の上で大顎をバックリと開いて涎を垂らしている触手の姿。

まるで可愛らしい小動物を捕縛して丸呑みする寸前の大蛇のようだ。

頭から咀嚼されれば、即死は確定だろう。

「君の正義は、無関係の者を巻き込むのかい?」

「言ったでしょう?手段は選びませんって」

「…………わかったよ」

両手を上げ、降参の意思を示すアルベルト。

即座に複数の触手がアルベルトの両腕を、両足を、厳重に拘束する。

した上で。

「っっっっっっ!」

一際野太い触手が、アルベルトの頬に強烈な一撃をくれた!