『悪しき存在』
小岩井の告げたその言葉に、誠一郎の表情が一瞬強張る。
が、それも束の間。
「『悪しき存在』かぁ」
彼は自嘲するように吐き捨てる。
「天神学園を退学になった唯一の悪人…体育祭実行委員長の弟には似合いの肩書きですね」
「誠一郎さん…自分は何も貴方自身を『悪しき存在』と認定した訳では…」
最早小岩井は最後まで語る時間すら与えてもらえない。
誠一郎の背後、鳥肌の立つような嫌悪感を覚えさせる影が、触手のように襲い掛かってくる!
小岩井の告げたその言葉に、誠一郎の表情が一瞬強張る。
が、それも束の間。
「『悪しき存在』かぁ」
彼は自嘲するように吐き捨てる。
「天神学園を退学になった唯一の悪人…体育祭実行委員長の弟には似合いの肩書きですね」
「誠一郎さん…自分は何も貴方自身を『悪しき存在』と認定した訳では…」
最早小岩井は最後まで語る時間すら与えてもらえない。
誠一郎の背後、鳥肌の立つような嫌悪感を覚えさせる影が、触手のように襲い掛かってくる!


