「不思議なんですよね」
誠一郎は言う。
「龍太郎先輩は、気に入らない相手にすぐ手を上げる。小岩井さんは、死神の名の下に悪霊や人外を斬る。龍娘先生だって生徒指導と称して不良やヤンキーを殴る。何故俺は駄目なんです?」
「龍太郎さん自身は指導される立場なのでともかくとしても…龍娘先生は精神に影響を与えるまで生徒さん達を追い詰めたりはしない…自分も人の世に悪影響を与える霊や人外にのみ死神の力を行使しているのです…」
小岩井の反論。
「俺だって同じですよ、小岩井さん。不良やヤンキー…天神学園にとっては校則を守らない『悪』でしょう?俺自身も彼らに中傷や差別を受けた。反省を促さなきゃならない。誰も彼も制裁している訳じゃない」
更に返す誠一郎。
「だからといって…」
小岩井は淡々と語る。
「誠一郎さん…貴方は生徒会でも教師でも…ましてや人を裁く立場でもない…貴方が断罪するのも…そのやり方も…間違っている…」
誠一郎は言う。
「龍太郎先輩は、気に入らない相手にすぐ手を上げる。小岩井さんは、死神の名の下に悪霊や人外を斬る。龍娘先生だって生徒指導と称して不良やヤンキーを殴る。何故俺は駄目なんです?」
「龍太郎さん自身は指導される立場なのでともかくとしても…龍娘先生は精神に影響を与えるまで生徒さん達を追い詰めたりはしない…自分も人の世に悪影響を与える霊や人外にのみ死神の力を行使しているのです…」
小岩井の反論。
「俺だって同じですよ、小岩井さん。不良やヤンキー…天神学園にとっては校則を守らない『悪』でしょう?俺自身も彼らに中傷や差別を受けた。反省を促さなきゃならない。誰も彼も制裁している訳じゃない」
更に返す誠一郎。
「だからといって…」
小岩井は淡々と語る。
「誠一郎さん…貴方は生徒会でも教師でも…ましてや人を裁く立場でもない…貴方が断罪するのも…そのやり方も…間違っている…」


