龍太郎一味のご無体な学園生活

廊下を歩く小岩井とアルベルト。

その廊下の先に。

「よっこらしょ…と」

大きなお腹を抱えた女性の姿があった。

「龍娘先生」

アルベルトが目を丸くする。

「産休の間に、うちのクラスの生徒が面倒をかけたそうだな…神楽の具合はどうだ?」

心底心配そうに語る龍娘。

「怪我は大した事ないみたいだよ…鈴木さんもついててくれるし、他のみんなもいる…心配はないよ」

「そうか…」

アルベルトの言葉に安堵する龍娘。

「で…」

彼女の切れ長の瞳が光を帯びる。

「『指導』に行くのだろう?」