龍太郎一味のご無体な学園生活

意外な盲点。

本人が『正義』だと思い込んでいれば、結界は手出しが出来ないのだ。

「……」

無言のまま、龍太郎が保健室の扉を開けるのを。

「り、龍太郎君どこ行くのっ?」

小夜が呼び止める。

「龍太郎さん…」

続けて小岩井が声をかけた。

「龍太郎さんは動かないで下さい…」

「何でだよ小岩井さん!」

龍太郎が吠える。

「七星が傷つけられたんだぜ?誠一郎の奴には仕置きが必要だろうが!」