「鳴いたら撃たれるんですよ…先輩」

歌うように呟く誠一郎。

無数の触手が競うようにユーリーへと襲い掛かり。

「ユーリー先輩っっっっ!」

その現場をたまたま通りかかった七星が、彼を庇うように割って入る!








鈍い音が、天神学園校舎に響いた。