龍太郎一味のご無体な学園生活

朝から騒々しい龍太郎一味の面々。

その様子を。

「……」

渡り廊下から見つめる一人の少年。

天神学園高等部1年、辻神 誠一郎。

今年入学した中でも異彩を放つ存在だ。

彼は長い前髪に隠れた瞳で龍太郎一味を凝視した後…。

「今度の狙いは龍太郎一味か?」

涼しげな声でゆっくりと振り向いた。

立っていたのはユーリー・カルサヴィナ。

生徒会掃除係である。