龍太郎一味のご無体な学園生活

「なぁ、小夜」

ふと。

龍太郎は寝転んだまま、天井を見上げて呟く。

「俺…強くなったか?」

『え?』

キョトンとする小夜。

何を言っているのだろう、彼は。

タイマントーナメントで優勝しておいて、強くなったかとはどういう質問だろう。

決勝であれだけの戦いぶりを見せ付けておいて、誰が彼の強さを否定するだろう。

『強いよっ、強くなったよっ』

小夜はコクコクと頷く。

『優勝したんだよ?天神学園で一番じゃないっ、物凄く強くなったよっ』