「見事でした、龍太郎さん…」

「もーハラハラしたよぉ私だったらもっと楽勝だったのに!」

「修行の成果がよく出ていたね、おめでとう龍太郎」

「私は気に入らんがな、よくも愛弟子の拓ちゃんを!」

「ちょ、龍娘先生!龍太郎先輩もお弟子さんでしょっ?」

「でも私も拓斗さんを殴ったのは許せません」

「喜屋武さんまでっ?」

見舞いに来たというのにガヤガヤと喧しい龍太郎一味。

隣で銀も寝ているから、静かにしてあげて下さい。