龍太郎一味のご無体な学園生活

昨年、龍太郎を敗北に追いやった技。

そして結局、破る事が出来ないままの技。

恐らく今放たれても、あの神速の突進からの刺突は回避できないだろう。

万全の体力ならば軽身功で奥義を受け流すという選択もあったが、拓斗との1回戦のダメージ、そしてこの試合でのダメージで、受け流しても奥義に耐えられる体力がない。

つまり奥義・川蝉翡翠を食らわずして反撃する以外に方法はない。

「チッ…」

龍太郎は呟く。

「結局…俺一人の力じゃあんたは超えられなかったな…旦那」