龍太郎一味のご無体な学園生活

ギロリと邪眼で睨む翡翠。

刹那、彼はダウンしたままの龍太郎に左手の黄昏で刺突を放つが。

「おっと!」

龍太郎は起き上がると同時に黄昏を受け流し、更には翡翠の腹部に右拳を添える。

「しまっ…!」

翡翠の表情に動揺の色が浮かんだ。

この体勢、この構え、これは!

身を引こうとするも既に遅く。

「っっっっっっっっ!」

龍太郎の浸透勁が、またも翡翠の肉体にダメージを刻み込んだ!

「……やっぱり後遺症、残ってんだな…」

添えた拳を離す龍太郎。

「じゃねぇとあんた程の漢が図星をさされてうろたえる筈がねぇ…得物が奥方の黄昏とはいえ、こんな遅い刺突の筈がねぇ」