龍太郎一味のご無体な学園生活

龍太郎が連打を開始して2分が経過。

一撃一撃の質はいまだ衰えず。

幾らスペシャルバカが並外れた体力の持ち主とはいっても、こんな長時間の連打で疲労しない筈は…。

「成程」

拳を捌きつつ、気付く。

「学園長の指示で、貴様は様々な教師や生徒に教えを乞うたらしいな…この無限とも思える連打は、帳から学んだものか」

確かに、尽き果てる事を知らぬ連打は対戦相手に不安を覚えさせる。

永遠とも思える攻撃は、守り続けなければならないのかという疑心を抱かせるものだ。

しかし翡翠に限って言えばそれはない。

彼はそのような軟弱な精神力の持ち主ではない。

そのような脆弱で惰弱な漢が、夕城流の宗主の器である筈がない。

「無限の連打ならば、その無限を俺が断ち切るまで」