龍太郎一味のご無体な学園生活

龍太郎は翡翠の斬撃を硬気功によって捌く。

昨年と違うのは、硬気功を過信していない事。

刃をも防ぐ硬気功であるが、翡翠は『斬鉄』によって硬気功をも貫く剣を扱える。

故に全ての斬撃を真っ向から受け止めるのではなく、状況によっては回避行動もとる。

「…馬鹿だが戦闘においては学習もするか…」

「馬鹿は余計だ」

それでも夕城流の斬撃を素手で捌くというのは瞠目に値する。

流石は龍娘、そして学園長に師事しただけの事はある。

「だが」

剣技・露草による鋭い刺突を後方に跳んで回避する龍太郎を見ながら、翡翠はつまらなそうに言う。

「これしきでは俺は倒せぬ…見せてみろ、学園長に師事する事で得た力を…この程度ならば即、刻んで捨てるぞ」