龍太郎一味のご無体な学園生活

「ぬぅっ…!」

一瞬、ほんの一瞬だが意識が飛んだ。

僅かによろめくものの、すぐに踏み止まる翡翠。

閻魔がよろめく姿など、そうはお目にかかれない。

対する龍太郎もまた、早くも鳩尾辺りと両手から出血。

序盤から激しいやり取りだ。

「大した事ねぇよ、全然拳握れるしな」

血塗れの両手を握り締め、拳を握って構える龍太郎。

「フン…」

これで龍太郎が倒れるなどとは微塵も思っていない。

驚くでもなく、翡翠は二刀を構える。

両者は。

「「おぉぉおぉぉおぉぉおぉっ!」」

リング中央、一歩も下がる事なく激しい打ち合い!