「…何だい?この章題は」

少し酔いが回ってきたのか、軽くしゃっくりをしながらアルベルトが言う。

「そのままの意味ら、学園長」

こちらは少しどころかだいぶ酔いが回ってきた龍娘。

語尾が『ら』とかなってるけど気にしない。

「天神学園最高権力者の癖に、女子生徒…しかも1年生と親しい間柄とは…けしからんな、神楽の乳くらいけしからん」

老酒をグイーッと飲み干し、焼き鳥を頬張る龍娘。

「不埒だ、いかがわしい、不純異性交遊だ」

「…龍娘先生、言葉が過ぎますよ…」

小岩井が窘めるが。