「銀先生は異世界出身じゃなかったっけ?アタリメとか好きなのかい?」

アルベルトが首を傾げる。

「何言ってんの、学園長だって異世界出身じゃないのさぁ」

ニャハハと笑いながら、ドッカとアルベルトの隣に陣取ってアタリメを摘まむ銀。

「マヨネーズつけて食ったら美味いんだよなぁ」

「これ銀ちゃん、口のきき方は気をつけな。学園長先生だよ?」

お初がそれとなく窘める。

「いやいや…しかし感心せんですな…お二人だけでこんないいツマミで一杯やっているとは」

銀と一緒に来ていたウェスタも目を細める。