「まーねぇ…」

アリーシェが部屋にいる面々を見渡す。

「七星ちゃんは箱先生箱先生だし、花音ちゃんは善君善君だし、キャンペーンさんは拓ちゃん拓ちゃんだし」

「「「そんな事ないっっっ!」」ぴょん!」

分かり易く照れてくれる三人。

よく見とけお花っ子、これが正しい恋する乙女の反応だ。

「そっ、そういうアリーシェさんだって、1年のルート君にベッタリじゃないですかっ!」

七星が反論するが。

「ノンノン♪ルートは弟だから♪」

ウインクしてチッチッチッ♪と人差し指を振るアリーシェ。