邪魔者ヒャッハーは多めに薪をくべて沸騰状態にした五右衛門風呂でアルデンテになるまで茹でるとして。

覗きの危険もなくなり、すっかり安心した女子達は大浴場へと入っていく。

同性ばかりで油断しきっているあられもないお姿なので、湯煙多めでお送りしております。

「ふわっ、やっぱおっきいねぇ七星ちゃん!」

地位的には上でも胸的戦力は下のかなこが、湯船に浮かんだ七星のけしからん脂肪を見て言う。

「や、やだっ、声大きいよかなこちゃん」

両手で胸を隠して頬を赤らめる七星。

「それだけおっきいと、男子にもモテるでしょ?」

アリーシェがニマニマしながら呟く。

「そだねぇ、胸がおっきいの苦手なのは、とーがくらいのもんだよねぇ」

ほにゃっと笑うお花っ子。

七星とはクラスメイトの十牙だが、やたらムチムチなそのスタイルだけは苦手のようだ。